陰キャ営業マンの独り言

暇なオタク大学生が適当なことを書くブログです。

趣味が新たな趣味を呼ぶ

 先日、約2年ぶりに楽天生命パークを訪れ、楽天対ロッテの試合を観た。普段は関東に住んでいるため、ZOZOマリンメットライフドームでビジター観戦する事が多いが、帰省中であったため久しぶりにホーム球場での試合を観戦することが出来た。試合は、延長10回裏にブラッシュ選手のサヨナラ3ランで楽天が勝利した。前回ロッテ戦を観戦した時は終盤にロッテの新外国人であるマーティン選手に来日初ホームランを打たれて負けたので、勝手にリベンジした気分になってウッキウキであった。
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 それはそうと、私の今の趣味はプロ野球、アイドル、邦ロック、アニメ(漫画)であるのだが、今回の話はタイトルにある通り、自分の中では1つの趣味が他のコンテンツを呼び寄せ、繋がりのようなものがあるというものである。

 

 まず私がハマったのはプロ野球だ。たまたまテレビで田中将大のマウンドさばきを観た事から全ては始まった。当時小学生だった私は、感情むき出しで打者に対峙する田中投手の姿がとにかくかっこよく見えた。それ以来、楽天イーグルスを応援し続けているし、田中将大投手は ずっと"推し"である。

 

 この田中投手がハマっていた(というか今もハマっている?)のがアイドルである。これは割とヲタクあるあるだと思うが、ヲタクはすぐに推しの趣味嗜好の影響を受ける。もちろん私も例外ではなく、AKB48にハマり、アイドル沼に片足を突っ込むことになる。当時の推しメンは島崎遥香さんで、彼女のルックスはもちろん、不器用ながら一生懸命頑張る姿に心を打たれた(晩年は塩対応のパブリックイメージに食われてしまっていたが)。島崎さんが卒業したあとも48グループ内に他に推しメンがいたため、しばらくは48グループのヲタクをしていたが、だんだん物足りなくなってきて、YouTubeで地下アイドルの動画を漁り始めた。そんな中で私は、オタク達の熱量が地上のそれとは別次元であると感じ、アイドルの顔よりも曲の良さや客の盛り上がりを気にするようになっていた。そういう点でBiSH及びWACKグループは飛び抜けていると感じ、いつしか清掃員(BiSHのファンの愛称)になっていた。ここでの推しメン(というか今の推しメン)はアユニ・Dという娘である。この娘がBiSHとは別にソロでやっているPEDROというバンドがあるのだが、このバンドが私を邦ロックという新しい沼へと導いた。


YouTube

 

 このPEDROというバンド、ギターをナンバーガール田渕ひさ子さんが務めている。(アユニちゃんはベースボーカル)そうなると当然ナンバーガールに興味がわく。そしてナンバーガールを調べているうちに、影響を受けたバンドとして、ASIAN KUNG-FU GENERATION(以下アジカン)という人達がいることを知る。アジカンの曲も聴くようになる訳だが、その中でも「遥か彼方」という曲が私のオタク人生を大きく変えることになる。

 

 この「遥か彼方」という曲がNARUTOの2代目のOP曲だと知った私は、暇だったのでだいぶ前に少しだけ読んだことがあったNARUTOを本格的に読んでみることを決意。それまでろくに漫画を読んでこなかった私は、これまでの人生を軽く後悔するレベルでNARUTOにハマり(オタクはチョロい)、2ヶ月弱で全70巻を読破し、それだけでは飽き足らずにゲオに走り映画も見始めた所で更なるターニングポイントを迎えることになったのだ。そのターニングポイントこそが、「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」である。この映画はうずまきナルト日向ヒナタのラブストーリーなのだが、私にとって、画面の前で1人でニヤニヤし続け、最後にボロ泣きするという謎の体験をし、勢いのまま円盤を購入してしまうほど素晴らしい映画であった。この時初めてカップリングというものの尊さ(正確にはナルヒナの尊さ)に触れた。これを見た方はとにかくTHE LASTを見てほしい。こうして私は見事CP厨と化し、やきう民兼ドルヲタ兼アニ豚というオタクキメラが完成したのである。